昔より、人を化かすといわれているタヌキ。
よく山から人里に下りてくるのは目にします。
実際少し田舎に行くと、残念ながら、車にひかれているのを頻繁に目にするほどたくさん生息し、人間と距離の近い動物だと感じます。
時に田畑を荒らすこともあります。

そのタヌキもですが、ジビエになるのです。
個人的にですが、あまりタヌキを狩猟するイメージがないのです。
では、タヌキの生態やタヌキを食す際のポイントなど見てみましょう。

特徴

雄雌茶褐色で、体長60センチほどです。
丸っこい体が特徴で、動作はそんなに俊敏ではありません。
森林で生活し、単独もしくはペアで行動します。

湿地の茂みの中も自由に行動できるので、行動範囲も広いです。
ネズミ、カエル、鳥類や卵、昆虫類やその幼虫、ミミズ等の小動物のほか、果実なども食べます。
木に登って柿やビワのような果実を食べたり、人家近くで生ゴミを漁ったりすることもある。
冬眠はしませんが、冬に備えて脂肪を蓄えるため、体重が増加する傾向があります。


「タヌキ汁」と言われるものは、実際はアナグマの肉を使用していました。
理由としてはにおいがひどいことや、肉質が固い等が挙げられていました。
しかし、実際は少し硬さがあり、多少癖があるものの、ラム肉が食べられる人なら、おいしく食べられるそうです。
タヌキが食べている餌によっても味の質が変わる可能性があります。
甘みがありイノシシ肉に似ています。

おいしい季節・旬

猟期の11月15日から2月15日までです。
冬は脂がのっています。
先ほども述べましたが、タヌキの肉は餌に左右される傾向にあります。

おいしい部位

内臓以外はおいしく食べられるようです。
脂の部分、骨も使用できます。

下処理方法

捕獲後にすぐに血抜きし、お腹を割いて、内臓を取り出します。
内臓は廃棄します。

おすすめの調理方法

本当のタヌキ汁も美味です。 
野菜やなどといっしょに味噌仕立てに仕上げます。
そのまま塩コショウで焼いたり、背肉をコンフィ(油煮)にしても美味しいようです。

癖をとるため、赤ワインでじっくりマリネするのがよいです。
つみれにしても美味しく食べられるそうです。
タヌキのローストなどもおすすめです。

まとめ

実際「タヌキを食べることなどできることなどできるのだろうか」
と思っていたのですが、その考えとは裏腹に食べられるようです。
しかし、口に合うかは人それぞれのようですね。

美味しいかどうかは食べてみるしか方法がありません。
冬がおいしいといわれるタヌキ。
ぜひとも寒い時期に食べてみてはいかがでしょうか。

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