ヌートリアについて皆さんどの程度ご存知でしょうか?
想像できない方も多いと思います。
なんだか日本に昔からいる生物ではないことは察しがつきます。

どこに生息していてどんな姿をしているのかも気になります。
実はもともとヌートリアは人間によって飼育されていたのです。
では、なぜそんなヌートリアが野生化しているのでしょうか。

そして、ヌートリアもジビエの一種です。
そんなヌートリアについてひも解いていきたいと思います。

特徴

ヌートリアは1939年頃から、毛皮の為に飼育が始まり、戦時中には軍隊の防寒用として大変重宝しました。
しかし、第二次世界大戦後需要が激減したため、野放され繁殖しました。
頭胴長40~60 cm、尾長30~45 cm、体重5~9 kgの大型の齧歯類です。

泳ぎが得意で、後ろ足には水かきがついています。
水辺で生息していますが、時には田んぼの中に入ることもあります。
水生植物の葉や地下茎を主食としています。

岐阜県の可児川をはじめとした東海以西の西日本各地に生息しています。
関東などにも目撃情報はありますが、継続的な存続情報はありません。

生肉にはタンパク質20-21%、脂肪4-10%が含まれています。
中国等では大変重宝されているようです。
イノシシや鶏肉ともたとえる人がいるようです。

癖はなくとても美味だそうです。
ドブ臭さもなく食べやすいそうです。
モモ肉は柔らかく、淡泊な味になっています。

おいしい季節・旬

猟期の11月15日から2月15日までしか新鮮なものは食べることができません。
明確な旬はわかりません。

おいしい部位

モモ肉がおいしいとされていますが、背中など内臓以外おいしく食べられるようです。
どこの部位でも癖がなく美味しいそうです。

おすすめの調理法

焼いたり、煮たりと何にしても大丈夫なようです。
他には唐揚げにしても、焼き肉のたれとも相性抜群です。
炒め物でも美味しいですし、中国では酢豚の代わりに使ったりもしていたそうです。

ローストしてもおいしいです。
ボーンローストといって、背骨と胸骨をオーブンで焼いたものも美味しいそうです。

まとめ

実は身近にいます…ヌートリア。
しかしながら食べるという発想が浮かびませんでした。
そして、美味しいという事実に驚愕です。

ネズミを食べるというのに抵抗がある方もまだまだ沢山いらっしゃるかもしれませんね。
でも一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
ヌートリアの唐揚げが個人的には気になります。

関東のより北の方は特に目にかからないかもしれませんが、ヌートリアもジビエだということを覚えておいて下さい。

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