ジビエという言葉が広がってきていますが、実際どのような動物がジビエに分類されるかわからないという人も少なくないと思います。
代表的なものでいうとイノシシとかでしょうか。
獣は少し想像できても鳥はなかなか想像つきませんよね。

カワウ、皆さんご存知ですか?
河によくいる漆黒の鳥です。
アユ等の魚を丸のみする鳥、といったほうがわかりやすいでしょうか。
今回はそんなカワウについて説明したいと思います。

特徴

全長約82cm (80-101cm)、翼開長約135cm (130-160cm)です。
全体に黒色で、繁殖期には頭部が白くなります。
くちばしは鍵状になっています。

日本では、本州、四国、九州に繁殖地があり、北海道にも飛来します。
群れで飛行する際には、V字型に形を成します。
餌はほぼ魚類で、餌を捕る際には水の中に10m、1分以上も潜ることができます。

近年は増加し、河川だけでなく海にもカワウが現れるようになりました。
有名な鵜飼に使用されています。

あまり食べられた例がありません。
理由としては、生臭いような臭いがきつく、食べられないというものでした。
匂いの原因は餌の魚ではないかといわれています。
おいしいという意見もあるようですが、美味しくないという意見が大半のようです。

おいしい季節・旬

狩猟期間は11月15日から2月15日までです。

おいしい部位

おいしいと言える部位があるかわかりません。

下処理の方法

他の鳥同様、血抜きをし、内臓を取り除きます。
その後毛を剥ぎ、捌きます。
臭いが強いので臭みを取ることが大切です。

おすすめの調理法

現在のところおすすめといえるものはありません。
塩コショウで焼いて食べた方もいらっしゃるみたいですが、おすすめとは言い切れません。

まとめ

カワウがアユを食べてしまうので、アユ漁獲量がへってしまったとは聞きますが、カワウが減少したという話はききません。
カワウはジビエにも関わらずマイナーな理由…
匂いが強く食べられないという単純な理由でした。

そうですね、おいしくなければ誰も食べませんよね。
しかし、怖いもの見たさで召し上がってみるのも楽しいかもしれません。
興味がある方は機会があれば口にしてみてはいかがでしょうか。

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