ジビエの言葉が定着しつつある昨今。
やはり、まだまだどんな動物が種類かはどうしても覚えきれませんし、度肝をぬかれるような動物すらいます。
そんな動物の一種ではないでしょうか。
アライグマです。
自然のアライグマ、みなさん見たことがありますか。
イメージとしては、水でばしゃばしゃといろんなものを洗うイメージがあるのではないでしょうか。
でもその生態はよく知りません。
では、アライグマについてご説明しましょう。
特徴
頭胴長42 – 60 cm、尾長20 – 41 cm、体重4 – 10 kgです。
灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い模様があるため、タヌキと間違われることが多いです。
タヌキとの違いとしては、長いふさふさとした尾に黒い横縞の模様があります。
泳ぐ、木登り等行動は活発です。
雑食で両生類、爬虫類、魚類、鳥類(卵)、哺乳類(死骸を含む)、昆虫類、 甲殻類、その他の無脊椎動物、植物など様々です。
水の中で餌などを洗っているように見えますが、アライグマは視力が弱いため、水の中の餌を捕る際洗うような様子に見えています。
アライグマは外来種で、日本では人間が飼っていたものが脱走したり、人間が野放したりして、数が増加しました。
47都道府県で確認されています。
味
赤身の部分はあっさりとした味でおいしい。
獣臭くなく、食べやすいです。
また、肉質も柔らかく、鶏のモモ肉に似た食感です。
皮下脂肪がたっぷりついているので、コラーゲンたっぷりです。
おいしい季節・旬
おいしい季節、旬ははっきりわかりませんが、新鮮なものを食せるのは狩猟期間の11月15日から2月15日までです。
おいしい部位
消化器官以外は食べられます。
丸焼きも可能なので、どの部分も美味しいです。
くせを求めない方は赤身がお勧めです。
下処理の方法
神経節と血管と出血部位を徹底的に取り除くのが臭くさせない方法です。
生きている状態で血抜きをしっかりし、内臓を取り除きます。
毛を毟り、皮を剥ぎます。毛はバーナーで焼くのがよいです。
おすすめの調理法
丸焼きや、塩コショウでシンプルに焼いたりポン酢や焼き肉のたれとも相性がよいです。
注意点
アライグマに限らず、野生動物は感染症の危険性があります。
アメリカではアライグマの感染症のため、死に至ったケースもあります。
人間を死に至らしめる感染症に感染したアライグマは日本では確認されていませんが、予防のため、アライグマを触る際には必ず手袋をしてください。
排泄物や血液を素手で触ることがないようにしてください。
まとめ
アライグマは数が増加していることが現在問題視されています。
農作物を荒らしたりと被害は拡大しています。
しかし、元は人間が野放したものが繁殖し、野生化してしまったのですね。
アライグマもかわいくて、食べてしまうという発想はあまりないと思いますが、
体験してほしいジビエの一種です。
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