この記事は厚生労働省の発表を訂正したホワイトフード実施調査に基づき記載します。
2011年3.11東日本大震災から6年が経過して、ジビエにも影響が出てきているので今回は1番脅威に感じている、放射線を含んだジビエがどれほど流通してしまうのかと言う問題点と、また放射線のリスクはどれくらい影響するのかを、ジビエの種類ごとにまとめて記載していこうと思います。
またここではあまり耳にしない数値なども記載されますので、その事についても記載をして行こうと思います。
数値について
今回は放射線の問題ですので特別な数値を使いますから、分かりやすく説明していきます。
まずベクレルとは何かと言いますと、放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数の事を言います。
例えば(平均ベクレル/kg)と言うのは1kg当たり1秒間にどれ位の原子が壊れていくかの数値になります。
それがどういう事かと言いますと、正常な原子を維持する事が出来なくなり、中性子や中間子と言った素粒子に変わっていくのですが、その半減期はまだ分かっていないようです。
また人体内に取り入れられたベクレル/kgは、1秒間に1回放射線を発するという意味を持っています。
猪の平均ベクレル(平均ベクレル/kg)
猪は今回の調査で1番影響を受けているジビエと言えます。
なんと言っても2016年に厚生労働省が発表したデータでは猪肉(平均317.9ベクレル/kg)と言う恐ろしい数値が出たからです。
そして今回測定された野生鳥獣肉の中で1番影響を受けている動物と判明されたからです。
これは基本的に福島県で取れたデータなので、日本全国では当然違いますが、僅か5年と言う期間の中で福島だけ被ばくしていた猪が、秋田県でも放射線を含む猪が出てきているから問題だと思います。
被ばくした土地の物を食べた猪が交配を繰り返し同じ土壌の物を食べて被爆した子供の猪などが全国に回ってくるのではないかと私自身は1番問題視しているのが猪です。
当然これを防ぐ方法としては精肉店で検査を受けた猪を食べるしか仕方がないのだと感じています。
また、過去に被爆していない場所で取る猪を食べると良いです。
山鳥肉の平均ベクレル(平均ベクレル/kg)
山鳥の肉は猪に次いで2番目に多い(平均92.4ベクレル/kg)と言う数値になっており、今回の検査ではかなり高い数値になっていると言う事がわかると思います。
また山鳥の場合は移動範囲が広いので今回のベクレルの数値を考えると、全国的に増える可能性も有り得る問題です。
鹿肉の(平均ベクレル/kg)
鹿肉もやはり影響が出ているのですが(平均83.1ベクレル/kg)と山鳥に次いで鳥獣類の中ではワースト3に入っています。
これは猪と同じ様な物を食べていると思っていたので驚きましたが、猪の約4分の1と言うベクレルの数値になりました。
これは鼻で土の中のミミズを食べたんぱく質を補給する、猪との差ではないかと思いますがそれでも標準値より遥かに高い数値になっていますので
以上私が知るジビエ鳥獣類の東日本大震災における被ばくの状況ですが、その肉などを食べる事によって内部被ばくを起こし癌になる可能性は高くなってきますので、何処の産地のジビエなのかも今後は頭において購入する事が大事になってくると思います。
ちなみに日本の平均的な自然放射性物質による食物からの、内部被爆の日本平均は 0.41 ミリシーベルトだと言う事を考えたら、かなり多くの猪・山鳥・鹿が東日本大震災で被爆したかと言う事が良く分かると思います。
ですからジビエのファンの方は今後、何処で取れたジビエなのかも十分に把握して、また分からない時には、何県産の物かを店主に聞くなどして、安全に美味しく食事をするために心がける事が大切になってきます。
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